とある高校の保健室で見かけた今時の高校生たち
by ton-ton-he
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がんばれ!

進級が認定されなかった 留年生
とうとう他校へ 転校という形をとることになった・・・・そうだ。

廊下で偶然あったら「先生 お世話になりました・・・」
3年間で 初めて聞いた彼のまともな日本語のような気がする。

これからどうするの??
「サポート校に行くことになりました。」

ハヤッ!!

原級留置の決定が出てから まる1日・・・。
この時間の間に彼の家族は どんな思いをしながら
次に道を探したのだろう・・・・か?

すでにこの日を予測 想定して動いていたのだろうか??


「○市にあるサポート校に行きます」
晴れ晴れとしたように言う。

「がんばってよ・・・」

「うまくいけば 3年に編入できる」とのこと。
それなら、それでいいね。
もう一度この学校で2年生は やれないもんな・・・。

自分が希望する美容師の道を 歩いていけるように
高校だけは出たいという彼・・・・・。
なら、がんばれよ・・・・。
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by ton-ton-he | 2005-03-19 11:03

進級判定会議

進級判定会議もおわった。

保健室が ずっと心配し続けてきた留年生は 残念ながら
原級留置となった・・・・・ようだ。
9科目赤点だったからなあ・・・・。
仕方ないのだろうなあ・・・。

「悪いけど・・・・ 俺やるときはやるよ・・」って言っていた彼の声が
耳に残っている。

「やるとき」っていつだったんだろう?? 
1学期からずっと言い続けたのに「俺流」とか「やるときはやる」とか
言いながらとうとう学年末。

成績会議では 9科目赤点だから即留年とは 決まらないわけで
長い時間掛けて留年については 審議していく。
ほんとうに長時間審議した結果 留年が決まった。
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by ton-ton-he | 2005-03-18 20:46

卒業

卒業式前日まで 3年生のA君は 授業料が未払いです。
事務室から家庭には 再三連絡が行ってるそうです。

明日払う 週末までに払う 月末までに払う・・・・・・・で
とうとう卒業式前日になりました。

親の貧乏が 子供に祟る・・・・なんて、哀しいです、

「卒業式当日に持ってくる」と言う約束の電話が親から入って
なんとか A君は 卒業式に出ました。

卒業式が終わって あちこちに出来ていた大盛り上がりだったお別れの輪が
さんさんごうごう散っていったころ 担任に連れられて事務室に入っていく
A君を見かけました。

授業料払ったんだろうか??

卒業証書もらえたのかな??
卒業認定されるのかな???

なんだか、ドキドキします。
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by ton-ton-he | 2005-03-13 14:38

始末書

「○○先生 これは 始末書書かなきゃあだめですよ・・・」
って 今日は 数人の先生と大笑い・・・。

その先生のクラスのB君の合格顛末記で 出てきた話である。
と、言うのは・・・・・。

そのクラスで一番ボーッとしているB君は 大学進学を希望しているが、
成績は 学年でも最下位なのはもとより、性格穏やかすぎる位穏やかな子で
「打てば響く」と、言うのとは まったく対極にいるよるような「打っても響かない」タイプに
見える子だった。

大学進学希望で 親の期待もあるけど、校内の試験・最後の試験は 8点だった。
それも記述式でなく、択一問題での8点。

大学入試に次々失敗していくB君に 担任が究極の裏技というのを入試前に教えた。

① おまえが 択一問題でこれが答えだ・・・・と、思う答えは 捨てる。
なぜなら、いままでおまえがこれだと思って 選んだ答えは ほぼ全滅なんだから
この際 これが答えだと思ったものは 捨てる・・・・・。

②出題者として考えるとき 択一で正解は ○○番に持ってくる確率がけっこう多い。
③・・・・・・・・
④・・・・・・
等々、どれを選ぶかの方法論を伝授して 受験に送りだしらなんと、B君受かってしまった。

「すげえ・・・」
「やったねえ・・・」
「あいつがなあ・・・」
「神も仏もないね・・・・。」
「いや、神懸かりだよ」
驚愕の嵐が吹き荒れていた・・・・が、ふと誰かが言った・・・・・・・。
「大学もあの子をとって、勉強ついていけるのかな?」
「そのうち、大学からクレームくるぞ~・・・」
「始末書もんだよ。始末書かけよ・・・」

めでたい話だから嬉しくて先生達も好き勝手なこと言っている。
「大学行きたい」って思ってる子が「大学受かった」となると、
ついつい度の過ぎた冗談も出るぐらい先生達もうれしくて仕方ない・・・・
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by ton-ton-he | 2005-03-07 16:07

てんかん

学校には てんかんの既往をもってる子も けっこういる。

多くは 「てんかん」の診断が出ていても学校に連絡が来ておらず
校内で「発作」が起きて初めてわかるケースがほとんでである。

1学期間に 数回発作を起こしたF君 
原因もなく 痙攣硬直転倒 泡をふき 発作後の睡眠と頭痛など
「てんかん」を疑ってしまう。

迎えに来た親に
「大きな病気が隠れている場合も 考えられますので、病院へ行ってくださいね」と、
遠まわしに言ったのだが、
その返事として 近くの小児科にかかったが
「なにも 問題なく 異常なしと言われた」と親から報告があった。

あの発作を起こして異常なし・・・ってか???

F君その後の頻繁な発作が続いたので その後の発作のとき
「この状態では F君が可愛そうです。
大学病院や総合病院などで診てもらってください。
薬で発作が抑えられるかもしれませし、F君は 性格もすごく良くて 良い子なのに
このまま何ともないって事にしておいて、発作が頻繁に起こる生活では
なんとも可哀想で みてられません」と、保健室にお迎えに来た両親に言った。

そしたら、脳の専門の病院に行って「てんかん」の診断をもらった。
薬でそれ以来 発作は 起きていない。

とっくの昔に それは 親はわかっていたのかもしれないけど、
言いたくなかったのかもしれない・・・・。

言いたくないなら 言わなくてもいいけど、薬だけは きちんと飲んで
かんりしてやってほしい・・・。

保健室から見ていて「てんかん」の子って ほんとうに
きまじめで 穏やかで良い子が多い。

こんな言葉言ってはいけないのかもしれないけど、
「てんかん」っていう病気も 君の一部だ。
近眼の人が めがねをかけてると 目の良い人と同じように生活できるよね。
「てんかん」の人は 薬で抑えてると普通どおりに生活できるよ。
「てんかん」を恥じないで・・。君の個性だよ。

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「先生 早く来てよ。たいへんだ~・・・」
「どうしたの?」
「タイヘンなんだから・・はやく~」

どうしたのかと聴いても 保健室に来た5~6人の生徒が具体的に
何が どう大変なのか言えない。
なんだか、らち明かないような生徒の呼び出し・・・・。
すぐに生徒達に担架を持たせて、呼びに来た生徒の後ろについて走って行ってみる。

現場では 「てんかん」ようの発作でたおれた生徒Sが 頭から血を流している。
まだ、痙攣発作は続いている。

回りの見学の生徒を廊下に出しつつ、数人の生徒に机を
移動させて S君の周りに空間を作る。

生徒に職員室に連絡に行かせ、やってきた教員に救急車手配を指示する。
その間にバイタルチェック・・・。頭に裂傷をおってるように見えるので止血。

そのうち体育科の教員が「担架で保健室に運びましょうか?」って
声をかけて来た。
「いや、救急隊にここまで上がってきてもらいましょう。
転倒したときに頭を切ってますが、脳にダメージがあったり首にダメージが
あると、むやみにわれわれが動かさないほうが良いから・・」って言って
そのまま救急車の到着を待った。
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保健室に伝令に来てくれた子達
「S君が教室でひっくり返って 頭からドバドバ血をだしてる」と
言ってくれたら、いいのになあ・・・・。
こんなときは 生徒も動転していて なかなか正しい情報を伝えてくれないものだなあ・・。
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by ton-ton-he | 2005-03-05 11:52