とある高校の保健室で見かけた今時の高校生たち
by ton-ton-he
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現実になった妊娠①

Nが 数日続けて「気持ち悪い・・」って保健室を訪れてた。
生徒のいない時間を見計らってやってくる・・・。

何回目かの訪室の際の会話で
「赤ちゃんでも いるの???」って 半分冗談のつもりで口にしたら
こっくりうなずいて「うん、いる・・・」

「え~ぇ????いるって 何が??」って聞きなおしてしまったぐらいだった。

もう笑って受け答えしてられない状況で あせったけど せいぜい落ち着いてるフリをして
静かに話を進めていった。

既に病院へも行った。
彼も 知っている。
親も知ってる・・・相手の親も知っている・・・。
学校では 誰も知らない・・・友達にも言ってない・・・。

     じゃぁ なぜ  私に言ったの??

へんだよね・・・。わかんないけど 先生になら話せた・・・・。

堕すことに決めた。あさって手術・・・・・。

 と、言ってたのは 連休前だった。

    彼とは どうするの????

別れる・・あいつは どうしようも無い奴だよ・・・。

   ふ~ん・・・・・・。

Nの体格は 小学生といっても言いぐらいの小さな女の子。
華奢な細い体と心でこの現実を受け止めているのが なんとも哀れだった。

  

気持ち悪くて仕方ないって 言っていた。
  
   つわりというものだと 教えた。
   「おかあさん 新しい命が あなたの体の中には いますから 無理しないでね」
   って 神様が 教えてくれるのがつわりだよ・・・・。
   つわりがないと 普段と同じにしてて赤ちゃんに負担をかけるから、
   つわりで 無理できないようにしてるんだよ・・・自然の力だよ。

   「おかあさん 私も生まれたい」 って言ってるかもしれないね。

   その子の命と引き換えに 大きなものを学んだんだと思うから、
   2度と こんな事にならないように 次の子は 皆に祝福されて生まれてこれるように
   頑張ってね・・・・・

   ってなことを 話した。

Nは 1時間泣いていた

   
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by ton-ton-he | 2006-05-17 15:17
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